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『立派だから面白くないんだろうが』
~伊岡夏之助 「臭い話」より
采女が原に向かう早苗についていきながら
学問所をサボる理由
まあ、そんな話聞くよりは早苗と街をブラついてる方が面白いに決まってるな
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『いや、わしは惚けてなんかいいへん。今わしはおまえより、あの白い壺を抱きしめたい気持ちでいるのやわ』
~芳助 「四年目の壺」より
革堂近くの道具屋の店内に置かれた壺を見ながら
目の前のお清よりも、胸に迫るもの
余程、印象に残っていた柄だったんだね
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『見損なっては困ります。わたくしは悪党ですが、悪人ではありません』
~庄司甚右衛門 「第五章」より
吉原の甚右衛門の見世にて、千之助に
お六を守るという言葉に疑わし気な口ぶりに
自らを悪党と言い切った甚右衛門をも虜にするお六の魅力
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『もちろんでさあ。だいたいが、橋は宙に浮いていますでしょ。本来、何もないところにあるという不思議なものなのです』
~橋番 甚作 「その筋の神さま」より
陽が沈みつつある永代橋にて、椀田に
不思議なことが起きるのかという問いに
通る時はあまり気にしないけど、確かに宙に浮いてるんだよね
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『ああ、倖せ』
~お鈴 「織部の茶碗」より
店の雨戸を開けながら
日本晴れの正月の空の下、思わず出た呟き
何事もなく正月を迎えられるのが、一番倖せなんだろうね
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