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最近読んだ小説の印象に残った言葉
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『実人生がたとえ味気ないものであっても   いや、だからこそ、俺らはミステリを好んで読むんだよ』
~大村龍雄 「マネキンの足跡」より


柴田の”マンネリな感じ”していると言う一言からの派生
ミステリが好きになった理由の一つ
物語の中でだけでも、マンネリを打破しようって感じかな
おおいに共感できるな

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『また一人、娘が旅立つのか』
~武佐衛門 「秋世の奉公」より


小梅村の縁側で寂しげに呟いた一言
奉公先が決まりつつある秋世のこと思って
娘を持つものが味わう寂寥感か

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『きゅい、若だんな、いつ帰るの?』
『佐助さんは、何と?』
『若だんな、今のお名前は?』
『へっ?ああ、そうか。生まれ変わってるんなら、一太郎じゃないわけか』
『今、幾つなんだ?』
『ああ・・・・・・本当に会えるんだ』
~長崎商会の妖たち 「えどさがし」より


佐助から、若だんな(の生まれ変わり)が見つかったとの報せを聞いて
みんなすぐにでも飛び出していきそうな勢い
最後の一言は仁吉
若だんなは、ホントみんなに愛されてるね

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『お互い嘘がうまいから、行いだけでもよくしよう・・・・・・そう思わないか?』
~田中敏雄 「第三章『晩年』」より


五浦との共闘を決め、思わぬ共通点を見つけ出しての一言
“晩年”の一節のもじり
よほど思い入れのある一節なんだろうね

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『朋輩ではない、われら、一つの家族じゃ』
~松平辰平 「神保小路」より


霧子の出立を寝床から案じる利次郎との会話
寝食を共にしているだけではなく、心中まで共有し会える存在
家族というくくり以上のものではないのかな

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