最近読んだ小説の印象に残った言葉
『急がば回れだね。昆布の行くところに、うまい食い物が花開いたわけか』
なには屋にて、次平・おさやに
蝦夷地から下関の方から瀬戸内海を通って大阪へ揚がり、江戸へ来た昆布
まさに、北前船様様だね
～松木重三郎 「かやくめしと粕汁」より
なには屋にて、次平・おさやに
蝦夷地から下関の方から瀬戸内海を通って大阪へ揚がり、江戸へ来た昆布
まさに、北前船様様だね
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『心をこめてつくれ、時吉。そうすれば、味に出るさ』
長吉屋にて、時吉に
丸角屋の大旦那のたっての願いに
心のこもった料理は、食べる方にも伝わるものね
～長吉 「人生の一椀」より
長吉屋にて、時吉に
丸角屋の大旦那のたっての願いに
心のこもった料理は、食べる方にも伝わるものね
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『持って生まれた脚が短えのはどうにもならねえが、心構え一つで短え脚だって長くなるんだ』
白金の稽古場にて、娘飛脚たちに
飛脚の走り方の基本というか心構え？
これは今でも一緒なのかな？
～万作 「稽古場にて」より
白金の稽古場にて、娘飛脚たちに
飛脚の走り方の基本というか心構え？
これは今でも一緒なのかな？
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『味の旅の大トリだな』
なには屋にて、角之進に
無事の帰着を実感
もしかして、こっちがメインなのでは？
～春日野左近 「最後の峠」より
なには屋にて、角之進に
無事の帰着を実感
もしかして、こっちがメインなのでは？
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『大坂へええ塩運ばな』
鞆の湊の旅籠にて
瀬戸内の海の幸を堪能して
それこそが一番の供養だろうね
～浪花屋の船乗り 「蟹雑炊とふぐ雑炊」より
鞆の湊の旅籠にて
瀬戸内の海の幸を堪能して
それこそが一番の供養だろうね
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