最近読んだ小説の印象に残った言葉
『大晦日の大川で竿を握っているなんて幸せ』
～桜子 「晴れ着の竿方」より
大つごもりの大川にて
父が船頭を務める新造の屋根船の棹差し
やはり大川の船の上が一番なのかな
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『変でもそれでいいのだ』
～桑山十兵衛 「木崎の喜三郎」より
五料宿の茶店にて、辰次に
お袋と女房連れでの捕り物
喜三郎への仕返しのための執念
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『友だちでしょ』
～伊集珠子 「その一 猫は世につれ、世は猫につれ」より
鈴江の江戸屋敷の奥にて、お糸に
表向きは主従の間柄でも
やはり”人”の枠組みは気にしない
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『どんな商売も、休みは元日だけだよ』
～鉢野金魚 「雪女郎 凍月の眠り」より
料亭・鈴屋にて、長右衛門に
怪異話を聞いて、居ても立っても居られない
さすが金魚、何よりも怪異を優先
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『だって、渋井さんのお友だちでしょう』
北町奉行所にて、渋井に
ちょっと気がかりなこと
さすが元女房、よく見てる
～お藤 「土佐堀川」より
北町奉行所にて、渋井に
ちょっと気がかりなこと
さすが元女房、よく見てる
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