最近読んだ小説の印象に残った言葉
『だが、ここでおいらが偉そうに啖呵を切ったのも何かの縁だ。あい、おいらも実入りのよくねェ仕事でも一生懸命にやるぜ。だからな、お侍さん達もがんばってくれよ。おいら、陰ながら仕官できることを祈ってるぜ。親仁、銭はここへ置くぜ』
千福にて、総八郎・兵庫助・千蔵に
湿っぽい話をする総八郎たちに喝
人に言うだけでなく、自分にも課してるところが偉いね
～巳之吉 「彩雲」より
千福にて、総八郎・兵庫助・千蔵に
湿っぽい話をする総八郎たちに喝
人に言うだけでなく、自分にも課してるところが偉いね
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『今まで何してたのよ、馬鹿、馬鹿！』
お杏の家にて、正哲に
三か月ぶりに帰ってきた正哲
惚れた女にこれをやられたら、嬉しくてしょうがないだろうな
～お杏 「おろく早見帖」より
お杏の家にて、正哲に
三か月ぶりに帰ってきた正哲
惚れた女にこれをやられたら、嬉しくてしょうがないだろうな
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『熱いと喰うのに時間が掛かる。わし、さっさと喰いてェのよ』
甘味処・笹屋にて、銀太郎に
ぬるい汁粉の理由
こういうところにも、せっかちが出るのね
～丹治 「せっかち丹治」より
甘味処・笹屋にて、銀太郎に
ぬるい汁粉の理由
こういうところにも、せっかちが出るのね
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『ばれてもいいさ』
宇治屋の慎之介の部屋にて、伊呂波に
町屋の言葉を覚えていくことへの懸念に
あやめ横丁でのことも、しっかり自分の一部としていくのね
～紀藤慎之介 「あさがら婆」より
宇治屋の慎之介の部屋にて、伊呂波に
町屋の言葉を覚えていくことへの懸念に
あやめ横丁でのことも、しっかり自分の一部としていくのね
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『みょうみょう、あんがと』
万福寺からの帰り際に、妙円に
そのあと、”みんな”にも
短い間だったけど、しっかり躾もできてたようだね
～おと 「あんがと」より
万福寺からの帰り際に、妙円に
そのあと、”みんな”にも
短い間だったけど、しっかり躾もできてたようだね
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