最近読んだ小説の印象に残った言葉
『殿は・・・・・・他の者へお頼みにならなかった』
～久保彦助 「殿三十三歳 七郎右衛門三十七歳」より
内山家の屋敷にて、七郎右衛門に
喧嘩を売った相手（しかも殿）からの絶対的な信頼
これは羨ましい
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『おなごと向き合ってる時は、そいつ一人と、生真面目に向き合いたいじゃねえか。たとえ他の場所じゃ、よそ見をしてもだ』
吉原へ向かう日本堤にて、華姫と月草に
今は華姫一筋
こんないい男が追っかけにいる華姫が羨ましいね
～祥吉 「お夏危うし」より
吉原へ向かう日本堤にて、華姫と月草に
今は華姫一筋
こんないい男が追っかけにいる華姫が羨ましいね
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『そうなんですか。でも団子を食べる方が、美味しいし、心持もすっきりしますよ』
両国の盛り場にて、両国一帯の頭に
両国とのもつれの解消の方法について
なんとも麻之助らしい、馬鹿馬鹿しくも面白い終わり方
～高橋麻之助 「名指し」より
両国の盛り場にて、両国一帯の頭に
両国とのもつれの解消の方法について
なんとも麻之助らしい、馬鹿馬鹿しくも面白い終わり方
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『わ、分かった。みんな、遊び倒すよ！』
両国の家にて、妖達に
兄や達公認の豪遊へ
何とも頼もしい若だんなの一言
～長崎屋一太郎 「ひめわこ」より
両国の家にて、妖達に
兄や達公認の豪遊へ
何とも頼もしい若だんなの一言
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『一騒ぎだったな。やれ、長崎屋と関わると、退屈だけはせぬ』
長崎屋の離れにて、若だんな達に
江戸を揺るがすような大騒動もこの人にとってはそんなもの
いい暇つぶしになって、お喜びのことでしょう
～大国主命 「おにきたる」より
長崎屋の離れにて、若だんな達に
江戸を揺るがすような大騒動もこの人にとってはそんなもの
いい暇つぶしになって、お喜びのことでしょう
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