最近読んだ小説の印象に残った言葉
『小吉は肝心なことには頭が働かないが、なぜか悪事のからくりを暴くのには気が回るのじゃのう。それを世の中に役立ててくれれば、勝家もどんどん栄えるだろうに』
～男谷平蔵 「ダルマ髭の子どもたち」より
勝家の座敷牢の前にて、小吉に
麟太郎を無事に見つけ出し、珍しく賞賛
でもやっぱり、次の代に期待しましょう
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『うん。ちょっとボーっとして見えるんだけど、たぶんもの凄く賢い。それで、もの凄く優しい』
～喜美江 「幽霊そば」より
屋敷の井戸端にて、同僚に
喜美江の魚之進の評価
自分で思っている以上に周りの評価は高いぞ、魚之進
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『まあ、人間、できるだけ他人に恨まれないようにすることですな』
吉田屋にて、魚之進に
毒を飲まされないようにするためには？
毒に限らず、それが一番だよね
～吉田屋小吉 「婆子丼」より
吉田屋にて、魚之進に
毒を飲まされないようにするためには？
毒に限らず、それが一番だよね
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『切り落とされ、動けなくなっていく右腕がいちばん怖いよ』
北斎の家にて、お栄に
北斎がいちばん怖いこと
絵描きにとって腕は命だもんね
～葛飾北斎 「六枚目の幽霊画」より
北斎の家にて、お栄に
北斎がいちばん怖いこと
絵描きにとって腕は命だもんね
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『倅なんざ、みんな変だろう』
初秋亭にて、与左衛門に
与左衛門からの相談事に
親から見ると、そんな風に見えちゃうのかもね
～藤村慎三郎 「善鬼の面」より
初秋亭にて、与左衛門に
与左衛門からの相談事に
親から見ると、そんな風に見えちゃうのかもね
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