最近読んだ小説の印象に残った言葉
『そうだとも。千両の大勝負ができたんだ。一からやり直せばなんでもできる』
茶屋くの字屋にて、勘助に
今回の勝負に負けた時の心構え
分の悪い状況での心強い後押しだね
～武部九郎右衛門 「瞼の母」より
茶屋くの字屋にて、勘助に
今回の勝負に負けた時の心構え
分の悪い状況での心強い後押しだね
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『あんたもへこたれない人だねえ』
いつもの若竹にて、庄蔵に
同心を馘になって、さらにちょこまかと動くように
ホントに、へこたれないねぇ・・・
～藤木紋蔵 「へこたれない人」より
いつもの若竹にて、庄蔵に
同心を馘になって、さらにちょこまかと動くように
ホントに、へこたれないねぇ・・・
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『公事と病は気長に付き合えと昔の人はいっただが、本当にそうだべ』
恵比寿屋の仕事部屋にて、誰にともなしに
始まって早三か月、まだまだ先は長そう
今も昔も現代もそれは変わらないものなんだね
～吾作 「猫背の刺客」より
恵比寿屋の仕事部屋にて、誰にともなしに
始まって早三か月、まだまだ先は長そう
今も昔も現代もそれは変わらないものなんだね
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『ということはよ、みわちゃんが御大名のお嬢様だったら、あたいは公方様の御姫様かもしれないということになるわよねえ。そうでしょう』
紋蔵の家の縁側にて、文吉に
八丁堀小町の突飛な考え
他の娘の一つ上の発想、嫌いじゃない
～ちよ 「ちよの負けん気、実の父親」より
紋蔵の家の縁側にて、文吉に
八丁堀小町の突飛な考え
他の娘の一つ上の発想、嫌いじゃない
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『内神田の地面を手放したくらいで、山村屋の身上はびくともするものではありません』
大番屋の鏡三郎の部屋にて、胸を張りながら
新三郎の道楽で五千両の食い潰したことに対して
いったい、どんだけ資産を持っているんだよ
～山村屋太郎兵衛 「吉剣粟田口康光がとりもつ縁」より
大番屋の鏡三郎の部屋にて、胸を張りながら
新三郎の道楽で五千両の食い潰したことに対して
いったい、どんだけ資産を持っているんだよ
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