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『唐津と美濃のやきものが、どうしてこうまで衰えてしまったのか、わかるものなら孫助どのからも教えていただきとうございます』
~平蔵 「唐津からの荷」より
唐津茶陶の目利きに異議を唱える孫助に
往年のものをなぞっているだけの唐津ものに美濃が重なって見えたか
出口が見えない自分自身の思いも込めて
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『おお、まこともまこと。わしは当初からそのつもりでおった。あと数刻で蟄居が解けるともうすに、わざわざ禁を破り領内から退散いたすのは、人はばかだと考えるだろう。だがそこがわしの意地なのじゃ。』
~甘利新蔵 「夜寒の部屋」より
蟄居の最終日の朝食を運んできた孫助に対して
事前にいくつかの策をめぐらせてのこの行動
しかも甘利家にも罰がないであろうと見越した上でというのも憎らしい

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『埒もないことを。わしは灯心売り屋の不義理を片付け、もっとまともに稼げるよう計らってやれと、もうしておるのじゃ。江阿弥、いつまでも平伏しておらず、その泣きっ面を平九郎にも見せてやれ』
~赤沼頼兼 「大盗の夜」より
平九郎と江阿弥に説教した後に1両を渡して
易者の務めを諭し、自らの懐を少々痛めての一番手っ取り早い解決方法
偉い人はこういう風にお金を使ってほしいものである
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『青い空、こんにちは 』
~重吉 「やがての螢」より
十四郎と彦市を追い越しざまにした挨拶
雨の日でも曇りの日でもこの挨拶
十四郎の言うようなひとかどの人物になれるかな
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『源十郎、そなたは他人の家の釜の飯まで心配しているのか』
『へえ、心配してまっせ。これはいわば鯉屋の商いの延長どすさかい』
~田村菊太郎・鯉屋源十郎 「鬼面の女」より
砧屋の今後まで考える鯉屋の主
さすが鯉屋、アフターサービスもしっかりしている
菊太郎も付いてるし、安心だね
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