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『ご子息どのの死について、当方の過ち、心よりお詫びつかまつりまする』
~大和内蔵亮 「暗い桜」より
真葛ヶ原にて、又蔵に
周りの花見客のことも気にせずに、深々と平伏
さすが正禰宜、人としての出来が違うわ
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『 それもわるくはない。』
~宗与 「花の絵」より
宗与の部屋にて、描き上げた絵を見ながら
この絵に別な生命を与えよという思いつきに
裏街道を歩む人間のひそかな抵抗
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『鐘の音がようやくやんだわい。人間には百八つも煩悩があるとは、まことにおぞましいものじゃ』
~孫市 「おけら火」より
粉雪舞う夜空を眺めながらのつぶやき
おけら詣りの警備の最中のひととき
改めて言われると、ゾッとするような数だね
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『いや、わしは惚けてなんかいいへん。今わしはおまえより、あの白い壺を抱きしめたい気持ちでいるのやわ』
~芳助 「四年目の壺」より
革堂近くの道具屋の店内に置かれた壺を見ながら
目の前のお清よりも、胸に迫るもの
余程、印象に残っていた柄だったんだね
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『石積みの労苦は一時、されど恩恵を受けるのは、百年も千年も、さらにその末代までのことでございまする。勘定を永い歳月においてはじけば、決して、損になることではございませぬ』
~古藤田平八 「けもの谷」より
郡奉行評定部屋にて、諸奉行を相手に
今ではなく、未来のために
こういう考えができる人が、後世、天才といわれるんだろうな
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